繊細な人の仕事・バイト探し…色々悩みますよね。
バイトでも社員でもお仕事を探すとき、繊細な人はそうでない人よりも気をつけて職場を探す必要があります。
せっかくバイトや仕事がみつかっても、長続きしないことが多い傾向がある繊細な人。
結果的に、転職を繰り返してしまって落ち込んだ経験はありませんか?
そこで私の経験をもとに、繊細な人におすすめしないバイトやお仕事をお伝えしようと思います。
また、絶対に外せない条件も付け加えました。
- バイトやお仕事を探しているHSP、繊細な人
- バイトや仕事をすぐに辞めたくなってしまう・長続きしない
- 長続きするバイトや仕事が知りたい
どうぞ、ご覧ください。
Contents
繊細な人のバイト・仕事さがしは労働環境が命
繊細な人のお仕事探しでもっとも大事なのは労働環境です。
繊細な気質ゆえに、自分が納得できない環境に入ってしまうとすぐにつらくなり、お仕事が長続きしない原因になってしまいがち。
これは正社員だけではなくバイトでも同じです。
では、繊細な人がバイトやお仕事を探すとき、どんな労働環境に気をつけるべきかお伝えしますね。
- 仕事内容
- 人間関係
- 労働環境
一つひとつ解説していきますね。
仕事内容
- 職種
- 忙しさ
- 大勢の人と関わるかどうか
仕事内容で一番気になるのは職種ですよね。
でも同じくらい忙しさや大勢の人と関わる仕事かどうか、も大事な要素です。
繊細な人は些細なことを気にしてしまう気質なので、自分が楽しめる職種でないとどんどん落ち込んでしまいがち。
結果、つらくなって辞めたくなってしまう傾向があります。
職種的に多忙だったり、常に大勢と関わる仕事も向いてるとは言えません。
もともと一人で過ごす方が好きな人が多いので、大勢と密に関わるお仕事だと疲れてしまうでしょう。
人間関係
人間関係は退職理由堂々第一位だと言われています。
それくらい、人間関係にみんな悩んでいるんです。
特に繊細気質ではない人も悩む人間関係ですから、繊細な人にとってはもっと重要。
“人間関係が100%良好!みんないい人で居心地が良い!!”
そんな職場は稀ですが、なるべくいい方が良いですよね。
ただ、職場に入ってみないとわからないのが人間関係ですから、面接時や職場見学の印象では見極めは難しい…
だから、常に退職者がいるのですが…
これといった対策は正直なかなか見つからないのですが、もっとも安全なのは知り合いの紹介とかですね。
知り合いの紹介であれば、ひどいパワハラ上司などはいない可能性が高いからです。
内部の情報も聞きやすいので、繊細な人にはおすすめです。
労働環境
- お給料
- 年間休日
- 休みやすいかどうか
- 上司のタイプ
- 会社が先進的か昭和体質か
- 狭い、広い、きれい、汚い、暑い、寒い
- etc…
労働環境も色々あるのでキリがないですが、ざっとこんな感じです。
“面接のときに聞いた話と実際は全然ちがった”なんてこともよくありますよね。
繊細な人にとって環境はとっても大事。
1つでも
“なんか違う”
“自分にとって違和感を感じる”
と思うと、「辞めたい」「しんどい」「窮屈」と感じてしまう傾向があります。
なぜかと言うと、繊細ではない人に比べて些細なことに違和感を感じやすい上、適当に仕事をこなすことが苦手だからだと思います。
繊細な人の強みでもある丁寧な仕事ぶりができる気質ゆえ、納得できる労働環境でないとどんどん疲れてしまうからです。
繊細な人におすすめしないバイトや仕事環境
具体的に私が繊細な人におすすめしないバイトや仕事をあげていきます。
声を出す仕事
「いらっしゃいませ~」
「ありがとうございました」
など、声出しを要求される仕事はおすすめしません。
特にバイトを探している人に、声を大にして言いたいです!
↓こちらでも触れています。
中でも、大きい声で言えと強要する職場は私的にはアウト。
なぜならば、私が昔バイトしていたコンビニがそうでした。
大きい声の人から昇給していくシステムで、不真面目でも声さえ大きければまじめにやっている声が大きくない人より評価されていて…
私はもともと声が大きくないし通りにくい声質。
そこにHSPがプラスされ、ストレスで声が出せなくなってしまったんです。
普段のおしゃべりはできるけれど、「いらっしゃいませ」と言おうとすると、声帯がキュッとしまり出せないんですよ。
そのうち、いらっしゃいませだけでなく、保育士になってみんなの前で発言するときも出せなくなっちゃって…
しばらく後遺症が残ってしまいました。
病院で診てもらっても声帯に異常はなし。
完全に心身症ですね。
接客業やサービス業など、声を出す必要があるバイトはたくさんありますよね。
そういう職場は、大体元気いっぱい大きな声を出すことを求められるところが多いし、地声が小さいだけなのに”やる気ないの?”と思われてしまうかもしれません。
繊細な人は、私のようにストレスで心身症になってしまう可能性もあります。
そうなると治るまである程度時間がかかります。
声を出さなきゃいけないのに出ないって、すごくつらいこと。
というわけで、大きい声を出すよう求められるバイトや仕事(職場や職種)は、繊細な人にはおすすめしません。
声を出すのが好きな人はいいですが…
“バイトだから何とかなる”とタカをくくるのは、繊細な人にとっては危険かもしれません。
友達に誘われても、断ったほうが無難かも…⁈
上司が細かい・口うるさい職場
細かい・何かと口うるさくて仕事を任せてくれない上司がいる職場もやめた方がいいです。
こちらもバイトとして働く、会社員として働く、どちらの場合もおすすめできません。
入社前の面接では見極めが難しいですが、入って1日目で違和感を感じたらさっさと辞めた方がいいかもしれません。
面接のときはいい人を装っていても、いざ相手が自分の職場の人間になると素になるのがこのタイプ。
私の上司も見事そうでしたから。
そして、その後のこの上司の細かさや口うるささにずっと悩まされることになります。
悩まされるのは繊細な人だけではなく、そうでない人も一緒でみんな嫌々仕事をすることになるのですが、繊細でない気質の人はうまくスルーでき、淡々と仕事をこなしていたりします。
しかし、繊細な人はかなりのストレスを抱えるだけです。
それは、繊細ではない人のように、自分の気持ちにフタをして淡々とこなすことができない傾向があるから。
繊細な人は、あくまでも自分の気持ちに正直に生きたいタイプだし、そうしないと壊れてしまいがちな気質。
上司に言われた何気ない一言や態度について常に悩んでしまったり、そんな自分が嫌でさらに落ち込んでしまう毎日かもしれません。
そんなの嫌ですよね?
そういう上司がいる職場はさっさと辞めるか、それ以前に、面接でその気配を感じたら辞退しましょう。
大勢いる職場・個を認めてくれない職場
大勢いる職場
大勢ってどれくらい?と抽象度が高くて申し訳ないのですが、あなたがその会社・職場を見学させてもらったり説明会で圧迫感を感じたならやめた方が無難かもしれません。
大企業はダメ、というわけではありませんよ。
いわゆる名の知れたような大企業は、働き方改革が進んでいたり、休暇日数が多い所も増えてきました。
もちろん女性なら産休育休制度がきちんとしていて、後ろめたさなくお休みをとれたりすることも多いのでむしろおすすめかもしれません。
私は保育士なので大規模な園は避け、わりとこじんまりした園で働くことが多かったです。
大規模な園は人が多い分、一人ひとりの負担が減るという嬉しいメリットもありますが、職員会議やこどもの誕生会、行事などで前に立つとなるとストレスを感じそうで無理でした(実習で思った)。
繊細な人は基本的に3,4人以上の人数が苦手だと言われているので、なるべく規模が小さいほうが気楽にできると思います。
個を認めてくれない
仕事を任せたにも関わらず、後々細かいダメ出しをしてくる上司がいます。
きっと自分のイメージと1mmでもちがうと許せないタイプなんでしょうが、だったら仕事を振る前に言ってほしかった…
なんてことがよくあります。
これもたびたび続くと、自分を否定されている気がしてすごいストレスになります。
特に繊細な人は相手のちょっとした感情や言葉の裏側にあるものをキャッチしやすいので、注意が必要です。
こういう上司は相手の個性を認められず、その人のいい所をつぶしてしまうタイプ。
ちょっとでもそう感じたら、あなたには向いていない職場かもしれません。
体育会系の職場
これはもう、説明するまでもないですね。
ゴリゴリの体育会系が大好き!って繊細さんっているのかな?
私が知る限りはいないんだけど…
繊細な人×体育会系って相性が良くないことが多いのでやめときましょう。
アラフィフ以上の上司だと、スポーツやってるやってない関係なく体育会系だったりするので要注意。
繊細な人がバイトや仕事で悩みがちなこと…辞める=逃げではない
さて、繊細な人はそうでない人に比べるとすぐに仕事を辞めてしまう傾向があるとお伝えしました。
すると転職回数も多くなりがちです。
転職回数が多いと、
「忍耐力がない」
「あの人はすぐ逃げる」
「どうせこの仕事もすぐやめるんでしょ」
と陰口を言われてしまうかもしれません。
しかし、私はこれに対して反論があります。
“逃げ””甘え”と言ってくる人こそ”本当の逃げ”である
私が声を大にして言いたいのは
“いやいや、人がしょっちゅう辞めるような職場環境を改善しない職場が悪いんだ!”
ということです。
私たち繊細な気質を持つ人が逃げたくなる職場というのは、実際働きにくいところがほとんどです。
皆我慢しているだけで(もしくはうまくスルーしているだけ)、本当は皆が長く働けるように環境を改善するべきなんですよ。
私たち繊細さんは、そうでない人に比べるとそれらをキャッチする能力に長けているので、むしろ身体を張って退職し、それを体現しているんです。
例えば、繊細な人も黙って辞めている人ばかりではありません。
辞める前に、できるだけ長く働きたいと思い上司に相談している人もいます。
心にモヤモヤを感じながらも、前向きに行動しているわけです。
でも、それに対し迅速に対処・改善してくれる上司はまずいませんね。
いやほんと、すぐに動いてくれる上司なんていないですよ。
いたらその職場はやめる人がいないはずです。
私たち下っ端が上司に勇気を出して相談することも称賛してほしいくらい。
なのに、大体の上司は
「もっと上の者(社長とか理事長とか)に相談してみるから」
と言ったきり放置したままのことがほとんどです。
で、いざ辞めようとすると
「辞めるのは逃げ、甘え」
「うちを辞めたらどこに行っても通用しないぞ」
などと平気で言ってきます。
私からしたら、相談してきた部下に向き合おうとしない上司や組織そのものが逃げていると感じます。
中小企業や家族経営の職場も要注意
繊細な人はバイト・仕事の労働環境に妥協しないことが大事
繊細であればあるほど、働く場所には妥協しない方がいいです。
私は妥協しまくって散々失敗してきました。
それはバイトも会社勤めも一緒です。
1日のうち多くの時間を過ごすのが職場ですから、自分が無理なく心地よくいられる環境がみつかるまで吟味することをおすすめします。
ストレスや疲れをため込みやすい、繊細な人は妥協しないでくださいね。
バイトも結構シビアだしね。
あと、生活費を稼ぐために働かなきゃいけない人も要注意!
辞めたいのに辞められないって辛いよ!私がまさにそう…
2021年以降は風の時代へ・軽やかに生きよう
占星術の話ですが、2021年以降(正確には2020年12月以降)に地の時代から風の時代になると言われています。
地の星座…おうし座・おとめ座・やぎ座(古いもの・伝統を重んじる・物質重視)
風の星座…ふたご座・てんびん座・みずがめ座(新しさ・自由・個の価値観重視)
今まで長い間地の時代と言われていて、貯金・家を持つ・ステイタス・長く勤めると安泰…という時代でした。
昭和とかまさにそうですよね?
しかし、風の時代は真逆の意味が強いので、これからは革新的な生き方やステイタス、我慢して長く働くよりもひとりひとりが自由に、個人の強みを生かした生き方の時代になります。
“お金のために…”
“我慢して…”
という時代は終わる、ということです。
私は占星術には詳しくないのでこの辺にしておきますが、これからの時代は我慢してつらい職場で働く必要はないんです!
繊細な人はその気質を生かしたお仕事や職場があるはずなので、妥協せず探していきましょう!
まとめ
繊細な人におすすめしないバイトや仕事、職場探しのポイントについてまとめます。
- 繊細な人は妥協せず、バイトや仕事を探すことが大事
- バイトだからと言って、簡単に決めてしまわずしっかり見極めることが大事
- 労働環境(人間関係・仕事内容・休みなど)をしっかり見極めよう
- 見極めが難しければ、知り合いのツテが確実
- 声を出す・細かい上司・体育会系・個を認めてくれない・大勢いて圧迫感を感じる職場はおすすめできない
- 仕事を辞める=逃げではない
- 逃げているのは、改善しようとしない上司や職場の責任者である
- 2021年以降は風の時代になるので、自分が心地よい場で働くのがよいという風潮になる
今までの悪しき風習や我慢が美学、のような思考がなくなったら嬉しいですね♪