自宅を売却中…なのに、一向に売れる気配がない…焦る!イライラが止まらない!
何より…このまま一生、家が売れないんじゃないか…
という不安が売れるまで付きまといます。
私も数年前、自宅の中古マンションを売却しました。
なんとか売れましたが、やっぱりかなり苦戦…何度も何度も、落ち込んだことがあります。
頼んでいる不動産屋さんのせい⁈と思いたくなる気持ちもわかりますが、それだけではないんですよ。
今は家が売れない時代なんです。
この時代、自分でできることにかぎりはありますが、私はこれらをやって無事売却できました。
同じように、家が売れなくて悩んでいるあなたの役にたてたら嬉しいです。
嘘だと思ってできることをやってみてください。
Contents
家を売りたいのに、売れない時の対処法
不動産売買は、人生で一番むずかしい…
きれいな外観写真を撮ってもらう
これは、かなり即効性あります。
通常、不動産屋さんに売却依頼をしますよね。
私は専任(1社の不動産やさんに依頼する)だったのですが、1社目の契約が終わった後、別の会社に変えました。
1社目より若手が多い会社でした。
その会社のHPをみたら、載っているたくさんの住宅の写真がとってもきれいだったんです。
同じ家なのに、別会社が載せている同じ家の写真とは雲泥の差…
「ほ、ほんとに同じ家⁈」
と、目を疑ってしまうくらいでした。
やっぱり、家探しをしている人からすると、ネットでまず目に留まるのは、家の外観写真ですよね。
大切な自宅の写真をきれいに撮ってもらって、少しでも良い人に家を買ってほしい!
そんな思いで、その会社にお願いすることにしました。
すると、自宅マンションの外観を、とってもきれいに撮ってくださっていました。
光の加減を調節したり、多少空の色を鮮やかにしたり…
詐欺にならない程度の加工や調整をしてもらうだけで、見違えるように見栄えが良くなります。
この写真を掲載するようになってから、内見依頼やお問い合わせも増えました。
写真1つで、ここまで変わるのか…と実感。
そういった点に関しては、若手の多い不動産屋さんや、若い会社もいいな、と思いました。
それだけではなく、若いスタッフさんだと、相談しやすいメリットもありましたよ。
ベテランの重鎮さんスタッフだと、緊張して話しにくいこともありますから。
いつでも内見OKにする
自宅を売却に出したら、いつ内見がきてもいいようにしておく必要があります。
内見って、急に入ることも多いんです…
実際、「明日、内見希望の方がいらっしゃいますが、いかがですか?」の電話の方が多いです。
私も仕事中になんどかかってきたか…笑
でも、これを逃してはいけません!
よほどのことがない限り、購入してくれるかもしれない方の希望を受け入れましょう。
自分の予定を優先してしまうと、相手にも不動産屋さんにも「本気度」が伝わりません!
本気度が伝わってこそ、相手も購入意思が高まります。
「熱いうちに釘は打て」というのは本当です。
また、仲介してくれる不動産屋さんも、「なんとか売却できるようにしたい」と思ってくれるもの。
家は高い買い物だからこそ、売るほうは予定を優先せず、できるだけいつでも内見可能にしておきましょう。
家の中はモデルルーム…断捨離したりモノを減らす・置かない
自宅に住みながら、売却に出している場合は有効な手です。
いざ!内見に来てくれることになったのに、家の中が生活感いっぱいでぐちゃぐちゃ…だったらどうですか??
ネットの家の中の写真はきれいな状態なのに…
目の前の本物の部屋がきれいじゃなかったら、ほとんどの人は購入意欲をなくします。
目標は、モデルルームのように、モノをなくしてしまうこと。
家具や最低限の家電以外は、すべてみえないところにしまいましょう。
ネットに載せている部屋写真と同じ状態か、もっと減らしてもいいくらいです。
見に来る人は、期待感をもってきてくれるので、裏切らないようにします。
実際、私のうちに内見に来た人は、インテリアをみたり、置いてあるモノをじっくりみていく方もいました。
(正直、あまりいい気はしません…)
本当は、先に引っ越して、家をからっぽにするのが一番効果があると言われています。
なぜならば、来た人が自分の家具を置いたところをイメージしやすいから。
住みながら売却に出す、というのはその時点でハンデがあるわけですね。
だから、自宅を売るために最低限の努力=モデルルームのようにする・生活感をなくす
が大切になってきますよ。
掃除・断捨離で運気アップ&縁を呼び込む
掃除すると運気アップするのを知っていますか?
これは、自宅売却にもかなり効果的だと実感しました。
売却するためには、良い縁が必要ですよね。
掃除や断捨離をすることで、家の風通しがよくなり浄化されるので、腐れ縁は断つことができ、良い縁を運んでくれます。
私も自宅売却前から、せっせと家の中をキレイにしました。
もちろん、1発目から縁に恵まれることはなかったですが、継続することで徐々に運気アップしていくのを感じられたので、かなりおすすめです。
特に、トイレや水回りをキレイに保つことは必須。
断捨離については、売れたら引っ越しもあるので、家具や食器、雑貨も含め8割くらい減らしました。
売却には、良い縁が必須、室内をモデルルームにすると同時に、掃除と断捨離を心がけましょう。
値段を下げる
色々試しても、なかなか書いてがつかなければ、値段を下げるのが一番即効性があります。
今は私たちが思うより、家が売れない時代なのです。
もったいぶっていると、買い手を逃してしまいます。
大体、購入希望者は、他にも候補の物件があることが多いので、そちらに流れてしまわないようにするため、価格をさげます。
売却は長引くと悪いイメージを持たれやすく、売れ残り…何かあるのではないか、と思われてしまいます。
そうならないためには、3ヶ月位買い手がつかなければ、価格をさげるようにしましょう。
さいごに
今は家が売れない時代です。
少し前までは、
「さいごは家を売ればいい」「立地が良いからすぐ売れる」「ブランドマンションだから平気」「広い一軒家だから…」
など、条件が良ければ簡単に売れる時代でした。
でも、今や違うのです。
私は神奈川県の中古マンションを売却しました。
少し前までは、駅からも比較的近く、人気エリア、小学校も近い、中古ですがおしゃれな造りですぐ売れる…と言われていました。
でも、結局1社目から数えたら、1年位かかりました。
3・11の後ということもあり、不動産業界自体の動きも悪くなった、と担当さんが仰っていましたが、本当にそうなのだと思います。
そうなると、もっと交通の便が悪い所や、地方はもっと売却が難しいのが現状。
東京オリンピック以降は、都心も値崩れするようですから、日本中売却が難しいと言えますね。
だから、私たちは、不動産屋さんまかせにせず、自分でできる対策をしていく必要があるのです。
頑張ってください、応援しています。