賃貸に住んでいると、ドラム式洗濯機が置けないこと、よくありますよね。
洗濯をラクにしたい、部屋干しだと乾くまで時間がかかる…などの洗濯の悩みを何とかしたくて、ドラム式を置きたいのに置けない。
賃貸だと、浴室乾燥もついてないことが多いですしね。
特に、ファミリーで住んでいると、洗濯物の量も多いので、部屋干しだと大変なことに…
雨の日なんか最悪です。
今は晴れてドラム式ユーザーになった私ですが、それまではドラム式を置けない物件に住んでいました(今も、4人で2LDK の賃貸に住んでいます)

その時、外干しできない日、洗濯物はどうやって乾かしていたか?また部屋干しすることの弊害などもお伝えします。
Contents
洗濯後、扇風機を使う?

部屋干しの時、扇風機やサーキュレーターを使うと早く乾く、と言いますね。
たしかにそうなんです。
エアコンや扇風機など、風が当たることによって早く乾く効果があるのは事実。
しかし、1人暮らしやDINKSなど、少人数で住んでいるなら良いですが、3人、4人家族になってくると、扇風機がジャマ!ジャマ!ジャマ!!
賃貸物件は、往々にして分譲より狭いことが多いので、扇風機を置くだけでも部屋が狭くなってしまいます。
また、こどもが小さいと、扇風機やサーキュレーターは危ないということも。
また、冬は扇風機の風が寒くないですか?
そんな理由があって、我が家では部屋干し対策として、扇風機を使ったことはありません。
結論…お風呂場で、衣類除湿乾燥機を使おう

衣類乾燥機(除湿衣類乾燥機)を使いましょう☆できれば衣類乾燥モードがついているものがおすすめです。
ちなみに、衣類乾燥機はコンプレッサー方式、デシカント方式、ハイブリッド方式どれでも良いです。
正直、それぞれメリットデメリットあるようですが、自分がいいと思える機種にしましょう。
どちらも、部屋干しとは比べ物にならないくらい、カラッ、フワッ、サラッ☆と乾かしてくれます。
時間はかかりますが、衣類にとっても家族にとっても、賃貸暮らしに優しいのは衣類乾燥機です。
そして、干す場所は家族が過ごす部屋ではなく、お風呂場を推奨します。
お風呂場なら、衣類乾燥機の気になる音も気になりません。

部屋干しではなく、お風呂がおすすめな理由
- リビングや生活の場所が広く使える
- 洗剤や柔軟剤などの界面活性剤を吸い込まなくてすむ(アレルギー対策)
- お洗濯の香りが部屋に充満しない(苦手な人もいますよね)
- お風呂のカビ防止になる
お風呂場で乾燥させるには、結構な重さに耐えられる突っ張り棒(だいたい23~55㎏)と、衣類乾燥機が必要です。
突っ張り棒は、ネットだと2000円位で売っています。カビにくいステンレス製で、強力なものがいいです。

おすすめなのは、夜寝る前に(家族みんな入浴が終わったら)お風呂場にセットしてドアを閉めて寝る→翌朝はカラッと乾いている…という感じ。
これだと、入浴後の湿気もとってくれるのでカビ防止になるし、一般的に夜間の電気代が安いと言われているので、節電にもなるからです(各家庭によって、電気代の設定は違うと思うので、確認してくださいね)。
あとは、ワーママ的持論として、夜寝ている間に家電に働いてもらうのが、家事の効率化につながるから
これは洗濯乾燥だけでなく、食洗器や炊飯(朝炊きたい場合)なども同じです。
部屋干しの注意点
私が部屋干しを推奨しないのは、こんな注意点(デメリット)があるからです。
- 部屋が湿気る、カビる
- アレルギーを起こしやすい部屋になる
- 見た目にもうっとうしい
- 洗濯の香りが充満しすぎる
- 部屋干し+衣類乾燥機は狭くなる&埃っぽくなる
- 衣類乾燥機の音が気になる
衣類乾燥機を使う前は、普通に部屋干ししていた私。
意識的に、部屋の換気をしたり、カーテンにつかないように干したり、エアコンをつけたり、色々対策はしましたが、結果半年ですっかりカビてしまいました…
壁紙もカーテンも、カビだらけ。
当時、3DKの日当たりの良い賃貸に住んでいましたが、湿気には勝てず…
当時はすでに4人家族で、洗濯物の量が多かったので、外干しだけでは追いつかず、よく部屋干ししていました。
冬は、加湿代わりになるからと、部屋干ししていたのも良くなかったのかもしれません。
冬でもカビる。乾燥しててもカビる。部屋干ししてたらカビる。
南側、北側、どちらの部屋もカビに悩まされることに。
娘の喘息も、この時期一気に加速しました(当時は気づかなかったけど)。
部屋干しはアレルギーを誘発しやすい
カビの問題だけではありません。
洗い残った洗剤や柔軟剤の界面活性剤や、香料も人体に良くない影響があります。
部屋干ししていると、それらが充満するので、吸い込むことによってアレルギーを誘発したり、頭痛がしたり…
私自身も、たくさん部屋干ししているとくしゃみや鼻水が出るなど、明らかにアレルギー症状が出ます。
だから、外干しできない時は部屋干しせず、お風呂場に干すのがおすすめなんです。
部屋干しはエアコンもカビる

部屋干し対策としてエアコンを使うと、エアコンのフィルターがカビてしまうんです。
壁紙やカーテンもカビてしまうのですから、当然といえば当然なんですが…
部屋干し対策としてエアコンを使うなら、こまめなフィルター掃除が必要になってくるということです。
フィルターがカビてしまうと、部屋にカビ菌や真菌をばらまくことになり、アレルギー体質の方にとっては危険な空調になってしまいますね。
我が家は家族みんな、アレルギー体質なので、かなり気を使っています。
どうしてもエアコンの除湿機能を使いたい場合は、少量の部屋干しにとどめておいた方がよさそうです。
また、こまめな換気してくださいね。
まとめ・外干しできない、夜洗濯するなら快適なのはお風呂場+衣類乾燥機
賃貸暮らし、ファミリー、ドラム式が置けない…そんなあなたにおすすめする、外干し以外の快適な乾かし方は、お風呂場+衣類乾燥機スタイルです。
- 衣類がカラッ!と乾く
- お部屋がカビない
- 喘息やアレルギー対策になる
- お風呂場のカビ対策にもなる
- 部屋が広く使える
ドラム式が置けなくて困っている、洗濯物がなかなか乾かない、部屋干しにうんざりしている、衣類乾燥機導入を迷っている…そんなあなたのお役に立てたら嬉しいです。
